東京駅周辺のホテルというとなんとなく高級ホテルをイメージするかもしれませんが、格安で泊まれるホテルというのも存在します。
その、東京駅から徒歩圏内にある格安ホテルについて少しだけ書きますので参考にしてください。

出張などの一人旅であれば【センターホテル東京】というホテルが格安で泊まれておすすめです。
東京駅からは徒歩で10分ほどのところにあります。
ホテルの1階とコンビニが直結しているので、宿泊中のちょっとした買い物にも困ることがありません。
宿泊料金に関しては東京駅から徒歩10分以内のビジネスホテルの中で最も格安なのではないかと思います。
一般的にホテルの宿泊料金は日によって変動するので安い日と高い日がありますが、東京駅周辺でこのホテルよりも安い価格帯となるとカプセルホテルしかないと思います。
宿泊プランに関してですが、じゃらんという宿泊予約サイトで見た限りだと宿泊プランに関してはそれほど種類があるわけではないですが、どの宿泊プランでも朝食が無料で付くみたいですね。
料金重視ならこのホテルがおすすめです。

センターホテル東京よりも少しだけ価格帯が上がりますが、家族旅行などの複数人数での宿泊におすすめなのが【相鉄フレッサイン東京京橋】というビジネスホテルです。
2011年12月オープンなので、まだ新しめのホテルです。
東京駅から徒歩8分の場所にあって、コンビニもホテルのすぐ横にあります。
じゃらんでの宿泊プランはとても豊富で料金重視の格安プランやカップル向けプラン、ファミリー向けプランなど色々と用意されています。
宿泊料金に関しては周辺のホテルに比べれば十分に安い価格帯だと思います。

参考サイト:東京駅 ホテル 安い

「脱毛」というとミュゼプラチナムや銀座カラーなどの脱毛サロンでやってもらうのが一般的だと思いますが、他人にやってもらうのが恥ずかしい、脱毛サロンに通う時間がない、高額コースへ勧誘されないか心配、などの理由から自宅で自分で脱毛をしてみたいと考えている人もいるはずです。
自宅でのムダ毛のセルフ処理の方法といえばカミソリで剃ったり電動のシェーバーで処理したりという人が多いと思いますが、これらは脱毛ではありません。
除毛クリームも脱毛ではありませんし、使い続けるには安くはないお金をずっと使い続けることになります。

自宅での脱毛におすすめなのが、ケノンという家庭用脱毛器を使った方法です。
具体的な機種名を指名しましたが家庭用脱毛器を買うならケノンが一番のおすすめです。
通販でしか買えない商品だと思いますが、それでもかなりの人気があって購入した人の評判もなかなか良い商品です。
脱毛器には主にレーザー式とフラッシュ式の2種類があるのですが、ケノンはフラッシュ式と呼ばれる方式のものです。
レーザー式の方が強力なのですが、照射範囲がとても小さく照射時の痛みも強いです。
フラッシュ式の方はレーザー式よりも弱いのですが、広い照射範囲とレーザー式に比べて痛くないというのが特徴です。

ケノンは数万円はするので決して安い買い物ではないのですが、脱毛サロンで全身を脱毛してもらった場合には10万円以上はするはずなので、それを考えればそれほど高くはないとも考えられます。
しかし、脱毛したいのはワキだけみたいな場合には脱毛サロンでやってもらった方が安くすみます。

自宅で自分で脱毛する最大のメリットは、自分のペースで好きな時にじっくりと脱毛できるという点ではないでしょうか。
人気の脱毛サロンの場合には夏になるとお客さんが増えて、なかなか希望の日時に予約が取れないこともあります。
自分でやる場合にはそういったことで悩むことがありません。
値段的に納得できるのなら、ケノンはとてもおすすめです。

参考サイト:自分で脱毛
関連サイト:すね毛 薄くする 男

レディースファッションアイテムを扱う通販サイトにも10代や20代の学生向けのショップや、社会人女性向けのショップ、ママ(主婦)向けショップなどショップごとの特色があります。
ここでは40代女性向けのファッション通販サイトについて書いてみたいと思います。

最初に紹介するのがpierrot(ピエロ)という名前の通販サイトです。
このショップではサイト内で提案されているコーディネート例が30代~40代女性向けのものが多く、とても参考になります。
ファッションの系統としては、上品で清楚なカジュアル系といった感じの服が多いような印象があります。
大人女性向けの通販サイトでありながら値段はかなり安いと思います。
私服だけでなく仕事着・通勤着としても使えそうな服も多く、オンオフ問わずに利用できるおすすめショップです。

次に紹介するのはsoulberry(ソウルベリー)という名前の通販サイトです。
ファッションの系統としてはガーリー×カジュアル×ナチュラルという感じです。
大人でも違和感なく着られる「大人可愛い服」を多く扱っているのが特徴です。
40代にもなると「本当は可愛い服が着たくても、子供っぽい服が多くて仕方なく地味なものを着てしまう」ということもあるかもしれませんが、ソウルベリーなら大人向けの可愛い服がきっと見つかります。

モード系にカジュアルガーリーを足した感じのカッコイイファッションが好きならtitivate(ティティベイト)という名前の通販サイトがおすすめです。
モード系といってもカジュアルガーリーが足されているので、ちょっとラフでかわいい感じもあって”キメすぎている”感じにはなりにくいです。
40代の人が普通に私服や仕事着として着られる服が多いです。

参考サイト:40代ファッション通販安い

 
その他の関連サイト:大人向けの安くてかわいい服が買える『ラズレナ』

泉 鏡花の作品 その3

| 未分類 |

 雨が、さつと降出した、停車場へ着いた時で――天象は卯の花くだしである。敢て字義に拘泥する次第ではないが、雨は其の花を亂したやうに、夕暮に白かつた。やゝ大粒に見えるのを、もし掌にうけたら、冷く、そして、ぼつと暖に消えたであらう。空は暗く、風も冷たかつたが、温泉の町の但馬の五月は、爽であつた。
 俥は幌を深くしたが、雨を灌いで、鬱陶しくはない。兩側が高い屋並に成つたと思ふと、立迎ふる山の影が濃い緑を籠めて、輻とともに動いて行く。まだ暮果てず明いのに、濡れつゝ、ちらちらと灯れた電燈は、燕を魚のやうに流して、靜な谿川に添つた。流は細い。横に二つ三つ、續いて木造の橋が濡色に光つた、此が旅行案内で知つた圓山川に灌ぐのである。
 此の景色の中を、しばらくして、門の柳を潛り、帳場の入らつしやい――を横に聞いて、深い中庭の青葉を潛つて、別にはなれに構へた奧玄關に俥が着いた。旅館の名の合羽屋もおもしろい。

 番茶を焙じるらしい、いゝ香気が、真夜中とも思ふ頃芬としたので、うと/\としたやうだつた沢は、はつきりと目が覚めた。
 随分遙々の旅だつたけれども、時計と云ふものを持たないので、何時頃か、其は分らぬ。尤も村里を遠く離れた峠の宿で、鐘の声など聞えやうが無い。こつ/\と石を載せた、板葺屋根も、松高き裏の峰も、今は、渓河の流れの音も寂として、何も聞えず、時々颯と音を立てて、枕に響くのは山颪である。
 蕭殺たる此の秋の風は、宵は一際鋭かつた。藍縞の袷を着て、黒の兵子帯を締めて、羽織も無い、沢の少いが痩せた身体を、背後から絞つて、長くもない額髪を冷く払つた。……其の余波が、カラカラと乾びた木の葉を捲きながら、旅籠屋の框へ吹込んで、大な炉に、一簇の黒雲の濃く舞下つたやうに漾ふ、松を焼く煙を弗と吹くと、煙は筵の上を階子段の下へ潜んで、向うに真暗な納戸へ逃げて、而して炉べりに居る二人ばかりの人の顔が、はじめて真赤に現れると一所に、自在に掛つた大鍋の底へ、ひら/\と炎が搦んで、真白な湯気のむく/\と立つのが見えた。
 其の湯気の頼母しいほど、山気は寒く薄い膚を透したのであつた。午下りに麓から攀上つた時は、其の癖汗ばんだくらゐだに……

 へいげんというは東京……学校の御雇講師にて、富豪をもって聞ゆる――西洋人なるが、毎年この別荘に暑を避くるを常とせり。
 館内には横浜風を粧う日本の美婦人あり。蓋し神州の臣民にして情を醜虜に鬻ぐもの、俗に洋妾と称うるはこれなり。道を行くに愧る色無く、人に遭えば、傲然として意気頗る昂る。昨夕へいげんと両々手を携えて門前を逍遥し、家に帰りて後、始めて秘蔵せし瑞西製の金時計を遺失せしを識りぬ。警察に訴えて捜索を請わんか、可はすなわち可なり。しかれども懸賞して細民を賑わすにしかずと、一片の慈悲心に因りて事ここに及べるなり、と飯炊に雇われたる束髪の老婦人、人に向いて喋々その顛末を説けり。
 渠は曰く、「だから西洋人は難有いよ。」
 懸賞金百円の沙汰即日四方に喧伝して、土地の男女老若を問わず、我先にこの財を獲んと競い起ち、手に手に鎌を取りて、へいげん門外の雑草を刈り始めぬ。

泉 鏡花の作品 その2

| 未分類 |

 越中高岡より倶利伽羅下の建場なる石動まで、四里八町が間を定時発の乗り合い馬車あり。
 賃銭の廉きがゆえに、旅客はおおかた人力車を捨ててこれに便りぬ。車夫はその不景気を馬車会社に怨みて、人と馬との軋轢ようやくはなはだしきも、わずかに顔役の調和によりて、営業上相干さざるを装えども、折に触れては紛乱を生ずることしばしばなりき。
 七月八日の朝、一番発の馬車は乗り合いを揃えんとて、奴はその門前に鈴を打ち振りつつ、
「馬車はいかがです。むちゃに廉くって、腕車よりお疾うござい。さあお乗んなさい。すぐに出ますよ」
 甲走る声は鈴の音よりも高く、静かなる朝の街に響き渡れり。通りすがりの婀娜者は歩みを停めて、
「ちょいと小僧さん、石動までいくら? なに十銭だとえ。ふう、廉いね。その代わりおそいだろう」
 沢庵を洗い立てたるように色揚げしたる編片の古帽子の下より、奴は猿眼を晃かして、
「ものは可試だ。まあお召しなすってください。腕車よりおそかったら代は戴きません」
 かく言ううちも渠の手なる鈴は絶えず噪ぎぬ。
「そんなりっぱなことを言って、きっとだね」
 奴は昂然として、
「虚言と坊主の髪は、いったことはありません」
「なんだね、しゃらくさい」
 微笑みつつ女子はかく言い捨てて乗り込みたり。

「――鱧あみだ仏、はも仏と唱うれば、鮒らく世界に生れ、鯒へ鯒へと請ぜられ……仏と雑魚して居べし。されば……干鯛貝らいし、真経には、蛸とくあのく鱈――」
 ……時節柄を弁えるがいい。蕎麦は二銭さがっても、このせち辛さは、明日の糧を思って、真面目にお念仏でも唱えるなら格別、「蛸とくあのく鱈。」などと愚にもつかない駄洒落を弄ぶ、と、こごとが出そうであるが、本篇に必要で、酢にするように切離せないのだから、しばらく御海容を願いたい。
「……干鯛かいらいし……ええと、蛸とくあのく鱈、三百三もんに買うて、鰤菩薩に参らする――ですか。とぼけていて、ちょっと愛嬌のあるものです。ほんの一番だけ、あつきあい下さいませんか。」
 こう、つれに誘われて、それからの話である。「蛸とくあのくたら。」しかり、これだけに対しても、三百三もんがほどの価値をお認めになって、口惜い事はあるまいと思う。

「杢さん、これ、何?……」
 と小児が訊くと、真赤な鼻の頭を撫でて、
「綺麗な衣服だよう。」
 これはまた余りに情ない。町内の杢若どのは、古筵の両端へ、笹の葉ぐるみ青竹を立てて、縄を渡したのに、幾つも蜘蛛の巣を引搦ませて、商売をはじめた。まじまじと控えた、が、そうした鼻の頭の赤いのだからこそ可けれ、嘴の黒い烏だと、そのままの流灌頂。で、お宗旨違の神社の境内、額の古びた木の鳥居の傍に、裕福な仕舞家の土蔵の羽目板を背後にして、秋の祭礼に、日南に店を出している。
 売るのであろう、商人と一所に、のほんと構えて、晴れた空の、薄い雲を見ているのだから。

泉 鏡花の作品

| 未分類 |

「――昨年、能登の外浦を、奥へ入ろうと歩行きました時、まだほんの入口ですが、羽咋郡の大笹の宿で、――可心という金沢の俳人の(能登路の記)というのを偶然読みました。
 寝床の枕頭、袋戸棚にあったのです。色紙短冊などもあるからちと見るように、と宿の亭主が云ったものですから――」
 小山夏吉が話したのである。
「……宿へ着いたのは、まだ日のたかい中だったのです。下座敷の十畳、次に六畳の離れづくりで、広い縁は、滑るくらい拭込んでありました。庭前には、枝ぶりのいい、大な松の樹が一本、で、ちっとも、もの欲しそうに拵えた処がありません。飛々に石を置いた向うは、四ツ目に組んだ竹垣で、垣に青薄が生添って、葉の間から蚕豆の花が客を珍らしそうに覗く。……ずッと一面の耕地水田で、その遠くにも、近くにも、取りまわした山々の末かけて、海と思うあたりまで、一ずつ蛙が鳴きますばかり、時々この二階から吹くように、峰をおろす風が、庭前の松の梢に、颯と鳴って渡るのです。

「そんな事があるものですか。」
「いや、まったくだから変なんです。馬鹿々々しい、何、詰らないと思う後から声がします。」
「声がします。」
「確かに聞えるんです。」
 と云った。私たち二人は、その晩、長野の町の一大構の旅館の奥の、母屋から板廊下を遠く隔てた離座敷らしい十畳の広間に泊った。
 はじめ、停車場から俥を二台で乗着けた時、帳場の若いものが、
「いらっしゃい、どうぞこちらへ。」
 で、上靴を穿かせて、つるつるする広い取着の二階へ導いたのであるが、そこから、も一ツつかつかと階子段を上って行くので、連の男は一段踏掛けながら慌しく云った。
「三階か。」
「へい、四階でございます。」と横に開いて揉手をする。
「そいつは堪らんな、下座敷は無いか。――貴方はいかがです。」
 途中で見た上阪の中途に、ばりばりと月に凍てた廻縁の総硝子。紅色の屋号の電燈が怪しき流星のごとき光を放つ。峰から見透しに高い四階は落着かない。
「私も下が可い。」

「蟹です、あのすくすくと刺のある。……あれは、東京では、まだ珍らしいのですが、魚市をあるいていて、鮒、鰡など、潟魚をぴちゃぴちゃ刎ねさせながら売っているのと、おし合って……その茨蟹が薄暮方の焚火のように目についたものですから、つれの婦ども、家内と、もう一人、親類の娘をつれております。――ご挨拶をさせますのですが。」
 画工、穂坂一車氏は、軽く膝の上に手をおいた。巻莨を火鉢にさして、
「帰りがけの些細な土産ものやなにか、一寸用達しに出掛けておりますので、失礼を。その娘の如きは、景色より、見物より、蟹を啖わんがために、遠路くッついて参りましたようなもので。」
「仕合せな蟹でありますな。」
 五十六七にもなろう、人品のいい、もの柔かな、出家容の一客が、火鉢に手を重ねながら、髯のない口許に、ニコリとした。